ITアーキテクト
ITアーキテクトを目指して
- ◆アーキテクトとは?
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良く「ITアーキテクト」という職を耳にします。
これはどういった能力を持った方なのでしょうか?ITアーキテクトは、ITアーキテクチャ(情報システム
アーキテクチャ)を作成し、その成果物と効果に責任
を持つ専門職である。ビジネス領域での経営戦略や
実現するビジネスプロセスの検討結果を入力としてI
Tアーキテクチャを設計し、成果物としてITアーキテ
クチャの設計内容を出力する。◆ITアーキテクトの役割
「ビジネスの要求」に的確に応える整合性のとれたアーキテクチャの構築
◆ITアーキテクトの責任
・アーキテクチャの品質
(機能性/信頼性/使用性/効率性/保守性/移植性)
・経営戦略、経営戦略情報企画で要求されている成果と効果
・プロフェッショナルとしての倫理観に基づく成果と効果(ITスキル情報センターより)
- ◆ITスキル標準におけるITアーキテクトの位置づけ
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ITアーキテクトはITスキル標準でもレベル4以上のプロフェッショナルとして定義されています。
このプロフェッションの特長として、
専門分野に関する熟達したスキルに加え、情報システム全般に渡る技術スキルや、パーソナル面に関するスキルを、ある程度の年月にわたる実践や経験に基づいて身につけている必要があります。職種の概要と達成度指標(ITスキル標準センターより)
- ◆ITアーキテクトの重要性
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ITアーキテクトが求められる背景に、顧客を取り巻くビジネス環境の複雑化や顧客の求めるソリューションの複雑化があげられます。
企業経営に関わる決断やプロセス遂行にスピードが求められ、これらは国際化も含めた広範囲な利害関係者が関わった複雑なビジネス環境を対象としており、明確な説明責任が求められるようになってきています。
そのような中で、IT資産・投資の経営に与える影響は益々大きくなってきており、顧客のビジネスに求められる最適な情報システムの構築が重要視されています。最適な情報システムを実現するための堅牢かつ柔軟な構
造をもったアーキテクチャ構築は開発生産性、投資効率、保守・運用効率などに影響を与える重要な要因とみなされています。
このような背景から、顧客のビジネス環境を熟知し、アプリケーション構造を設計する専門家の必要性、さらには、複数プラットフォーム、多様なテクノロジ、複数の製品知識をもって、アプリケーション稼動に求められる要件や制約のもと、品質を満たすシステム構造を設計する専門家の必要性
がクローズアップされています。これらの専門家には、個々の要素技術に関する設計スキルだけでなく、ビジネスへの寄与、モデリング、プロジェクト推
進やコミュニケーション、適用業務、および情報システムの評価などといった広範なスキルと経験が求められます。ITアーキテクトは、このような責務を担う専門職として重要な位置づけにあります。
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システムアーキテクト試験(SA)
[ Systems Architect Examination ]◆高度IT人材として確立した専門分野をもっている
=スペシャリストである
◆ITストラテジストによる提案を受けて、情報システム又は組込みシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、情報システムについては開発を主導する者
【情報システム分野における役割】
情報システム戦略を具体化するための情報システムの構造の設計や、開発に必要となる要件の定義、システム方式の設計及び情報システムを開発する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。
(1)情報システム戦略を具体化するために、全体最適の観点から、対象とする情報システムの構造を設計する。
(2)全体システム化計画及び個別システム化構想・計画を具体化するために、対象とする情報システムの開発に必要となる要件を分析、整理し、取りまとめる。
(3)対象とする情報システムの要件を実現する最適なシステム方式を設計する。
(4)要件及び設計されたシステム方式に基づいて、要求された品質を満足するソフトウェアの設計・開発、テスト、運用及び保守についての検討を行い、対象とする情報システムを開発する。
なお、ネットワーク、データベースなどの固有技術については、必要に応じて専門家の支援を受ける。
(5)対象とする情報システム及びその効果を評価する。
【情報システム分野において期待する技術水準】
システムアーキテクトの業務と役割を円滑に遂行するため、次の知識・実践能力が要求される。
(1)情報システム戦略を正しく理解し、業務モデル・情報システム全体体系を検討できる。
(2)各種業務プロセスについての専門知識とシステムに関する知識を有し、双方を活用して、適切なシステムを提案できる。
(3)企業のビジネス活動を抽象化(モデル化)して、情報技術を適用できる形に再構成できる。
(4)業種ごとのベストプラクティスや主要企業の業務プロセスの状況、同一業種の多くのユーザ企業における業務プロセスの状況、業種ごとの専門知識、業界固有の慣行などに関する知見をもつ。
(5)情報システムの実現方式、開発手法、ソフトウェアパッケージなどの汎用的なシステムに関する知見をもち、適切な選択と適用ができる。
(6)OS、データベース、ネットワークなどにかかわる基本的要素技術に関する知見をもち、その技術リスクと影響を勘案し、適切な情報システムを構築し、保守できる。
(7)情報システムのシステム運用、業務運用、投資効果及び業務効果について、適切な評価基準を設定し、分析・評価できる。
(8)多数の企業への展開を念頭において、ソフトウェアや、システムサービスの汎用化を検討できる。
詳細は2009年4月から新制度となった情報処理技術者試験制度 を参照してください



